夜の7時から、荻窪は自宅マンションの管理組合の通常総会が開かれた。

理事長なんですよね〜、私。。。

まあでも、委任状ハガキもおおよそ出揃い、また、参加してくださった区分所有者の方も自分を入れて4名おり、過去から比べれば関心度はまずまずかと思った。

意外に決議事項も多く、決を採っていきながら進行していくと、結局、まるまる二時間もかかってしまった!

早いもので、このマンションも新築から10年。

幸いに、耐震設計の問題も無いが、10年も経つと、アチコチ補修しなければならない箇所がチラホラ出てくる。

今回の目玉補修は、ポンプユニットの交換だ。

100万円超もかかる。意外な出費だ。

もちろん、修繕積立金からのもので、自分が直接負担するわけではない。

ま、でも積み立てている以上は、間接負担だ。

幸い、副理事長がこの手の関係業務に強いので心強い。

良く“マンションは管理を買え”といわれる。

自分も20代の後半に不動産デベロッパーに勤務していたころ、セールストークでよく使っていた。

もっとも、当時は、深い意味から管理を理解してはいなかったように思える。

実態は、上記のように、とても地味なものであり、専門家でなければなかなかわかりにくい領域が多い。

ましてや、このところの姉歯事件などは、外見上は化粧された物件であるから、管理の手前である建物そのものの強度の有無などは、ほとんどの人にはわからないものだ。

どこに行ってもプロ不在の世の中・・・本当に嘆かわしい・・・