きょうは、いわゆる年度末でしたね。
コンサルタント的には、あまり関係ないんですけど、「いやぁ、年度末ですねー」、「ねー、大変ですわ、いろいろ……」、みたいに会話が交わされたりすることは、この時期、あんがい少なくない。
ほとんど、ご近所同士の天気の話題とおんなじで、それからどうした……といった詳細には突っ込みがない。
が、実際のところ、この年度末の業績が、対昨年度で随分と下向きとなった企業は多いだろう。
景気は、中小企業において、今かなり良くない。
利益が出たら、納税をし、内部留保を厚く……というよりも、納税するくらいなら、いろいろ費用化させて使ってみたい……と思う中小企業経営者は多いものだ。
業績が悪く、利益がなければ、このような経営者がお金を使わず、世間にお金が出回らない。
法人だけでなく、個人の所得税だって、こんな状況下にあって、定率減税を打ち切るなんて、税制の判断は狂ってる。
ところで、マーケティング&セールスのプロセスコンサルティングをしていると、いきおいHow(要するに、どう売るか)に視点が行きがちだが、今の時代、What(要するに、何を売るか)の開発が根本的に重要となってきている。
もちろん、マーケティング&セールスのコンサルタントの立場からは、Howだけで活路を見いだすことが、多くの場面で要されるが、やはり甘くない。
なんでかというと、買い手が徹底的に賢くなってきているからだ。
市場戦略家として「7Pマーケティング」のフレームワーク(枠組み)を提唱しているが、基本に返り、御社のProducts(商品、サービス)戦略を、改めて見直そう。
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