『きょうの午後は、カフェにこもって、とある分野の専門書を読むぞ！』と意気込み、オフィスには行かず、自宅近くのベローチェに行こうとしたら、青梅街道沿いのレコード屋さんから、聴き覚えのある歌声が響く・・・

♪手放した恋を今　あなたも悔やんでいるなら　やっと本当のさよならできる・・・♪

あらら、竹内まりやジャン！

『ところでこの曲名、何だったけな・・・』

思わず店頭で立ち止まってみると、明日発売のＣＤ「Ｄｅｎｉｍ」が、もう店頭に陳列中＠＠

『今鳴ってる曲、入ってんのかな？』と思いつつも、タイトルがわからないから判別つかず。

『ま、どっちでもいいや。これ買っちゃえ！』と、久々に新譜を衝動買い。。。

カフェに入って歌詞カードを早速、チェック。。。

『え〜と・・・・・・アレレ、さっきの曲、入ってないな〜』と、結局、タイトルが気になり始め、専門書どころではなくなってしまった。。。

早々にカフェを切り上げ（笑）、今度はツタヤに入店し、過去のアルバムの歌詞カードをチェック。

『ん〜・・・これこれ！　発見！　そうか、“シングル・アゲイン”だ！』

思わず、レンタルカウンターに足を運ぶ・・・

ついでに、前から気になっていた一青窈(ひととよう)の「ハナミズキ」のシングルも借りて（笑）、書斎のｉＴｕｎｅｓにぶちこむ・・・

いやぁ、ステキな歌声♪♪

疲れたカラダとココロに響く・・・

専門書の読破は、深夜に移行！と、こんな理性無き行き当たりばったりもタマにはいいかも。

とっても静かなゴールデンウィークだ・・・

平素、ビジネスの現場の中で、心の持ち方や体調を整えていく習慣を身に付けている自分にとっては、こういう長い休暇は、かえって内面を見つめ過ぎて、正直、やばいくらいだ。

思い起こせば、青春期、内面の繊細で過剰な感情の動きに、理性のコントロールができず、自分との付き合い方に難渋していた。

ある程度、年齢を重ねた今、コンサルタントという自分が輝ける舞台のひとつを見つけたことのお蔭で、ようやく理性が感情に勝っているように思える。

昨年のゴールデンウィークのブログを見ると、仕事と読書で過してたようだが、これは結局、舞台から離れて、完全に素に戻ってしまう自分への恐怖心から来る行動だと思う。

素の自分に戻ることを恐怖ととらえるのは、何ともネガティブなことだが、悩みや心配に打ち負かされないためにも、日々を忙しく過せ……と、デール・カーネギーも言っている。

今年のゴールデンウィークは、少しの仕事と、ほどほどの読書と、父親の墓参りと、そして、青春期のような内面の探索を勇気を持ってしてみようと思う。

きっと今なら、違った何かが覗ける気がする。