春分の日の午後、桑原正守講演だった。

渋谷フォーラム８、６Ｆのオリオンホール・・・定員３００名のところ、みごと満席、満員御礼。

ビジネスやプライベートにおける様々なコミュニケーションのツボとコツ、目標を描きそれを達成する際のカギなどについて、３時間超の熱い講演となった。

ブログ誌面の制約はあるが、私がとらえた、講演のクライマックスの論点を披露しよう。

人が、ココロに想い描いた何かをなさんとするときに、達成しやすい人と、そうでない人がいる。。。

この違いは、いったい何が機能していてそうなるのか・・・

その答えは・・・その人のワクワク感がカギだった！！

ところが、ワクワクは持続しない。

だから、瞬間瞬間に生まれては消えていくワクワク感を、いかに持続させていけるかが、さらなるカギとなるのだ！

では実際にワクワク感は、どうしたら生まれるのか？

“馬券を買わないで観る競馬ほど、つまらんものはナイ！”・・・これ、なんとなくわかりますかね？

株を買ってないのに、株価欄を見てもおもしろくないですよね。それと同じ。

そう！自分の人生についても、馬券や株を買ってないで生きてる人が多いということ。

具体的に言えば『だって私は、コレやってるもん！』『だって私は、アレやったもん！』と言える自分であること。

これがカギだ。

コレやアレとは、自分が自分に投資するアクションを指している。

そういったコレやアレが、あなたの小さな羽を、大きな翼に変えるチャレンジになるのだ！

もっとも、この気付きは、自分自身だけにとどめておいていたら、成果はあっても小さなものとなってしまうだろう。

どういうことか・・・組織のキーマンやリーダーなどの立場にいる人は、このノウハウをもって、他人を動機付けて導いてあげる必要があるのだ！！

突き詰めれば、相手にもワクワク感を持続させられるようなコミュニケーションが求められるのだ。

その際の具体的なコミュニケーション法、要するに、人を変えるコミュニケーションとはどういうものか・・・

それは、文字ではなく、映像で伝えることなのだ！！

キーワードは、『もし（ｉｆ）、○○したら・・・』。
仮の話しを投げ掛けられると、人は無抵抗で想像するものなのだ。

そして次に『なんでかというと、○○さんは、○○だから・・・』。
これで腑に落ちるのだ。

他人の人生にワクワク感を連続させて、導く。
それこそが真のコミュニケーションだといえる。